「痛みを最小限」にするのは
当然のこと。
当院では、その先を見据えた
取り組みも行っています。
- 「歯の寿命を延ばす」
- 「削る量を最小限」にする
当院では、その先を見据えた
取り組みも行っています。
「歯医者での治療は痛みがつきもの」
皆さん、このようにお考えではないでしょうか?
最近では、治療技術、材料の進歩もあり、痛みを最小限にする治療が可能になっています。人によっては痛みを感じない方もいます。どのように実現しているのかをご紹介します。
何もしない状態で麻酔注射をすると、当然痛みが生じます。
しかし、注射をする部位を事前に麻酔することで、その痛みは大幅に軽減されます。それを実現させるのが「表面麻酔」です。
当院では現在医療機関で利用できるもののうち、一番細い針(35G)を利用しています。一般的に利用されている31Gの針は0.27mm、当院の針は0.23mmで「0.04mm」ものサイズの違いがあります。針は細ければ細いほど痛みを感じにくくなります。
麻酔液を注入するスピードが速いと細胞が膨張し、痛みの原因になります。当院では注入スピードを一定にできる電動麻酔注射を利用しています。
歯を削る機器として代表的なのは「タービン」です。
あの「キュイ~ン」という音と共に歯を削る機械ですね。
もちろん、当院でも利用するのですが、その他に「5倍速コントラ」という歯を削る機器があります。これはタービンと比較し次のような特徴があります。
すべてのケースで利用するわけではないのですが、これを利用することで「治療時の不快感」を大幅に軽減することができます。
「むし歯治療=歯を削る」。
これは当然ですね。むし歯に侵された部分を除去しなければならないためです。
しかし、大切なのは「むし歯治療=むし歯に感染した部分のみを削る」ことです。
なぜなら、歯を削れば削るほど、歯の寿命が短くなるためです。
一昔前までは、削る必要のない健康な歯までも一緒に削っていましたが、この方針は現在見直されており、感染部位だけをいかに削り取るかに主眼が置かれています。
当院で行っている取り組みをご紹介します。
通常、むし歯感染部位は目視でも確認はできますが、初期むし歯を含めると100%発見できるものではありません。むし歯を見落としてしまうと、感染が拡大し、治療も大掛かりになります。
また、むし歯かどうかの判断が難しいケースもあり、削るべきか/削らないべきかの判断もこれまでは経験と勘で行ってきました。
当院では「見逃しを抑え」「正確な判断」を行うため、レーザーでむし歯を検知する「ダイアグノデント」を導入しています。
次のような特徴があります。
ダイアグノデントを利用することで、これまで見逃していた初期むし歯の早期発見が可能になり、削る/削らないの判断も明確になることで、無駄に歯を削らない処置が可能になっています。
※全てのケースで利用するわけではありません。
削る量を少なくすることを主眼に置いた場合、歯科治療は「ミクロン単位」の治療となります。このレベルになると「肉眼」での治療では限界があります。
そのため、当院では「マイクロスコープ」「高倍率ルーペ」を利用し、肉眼よりも何十倍も視野を拡大した治療を行っています。
これらを利用することで、むし歯に感染した部分のみを除去でき、健康な歯までも削ることはなくなります。
次の画像をご覧ください。
「マイクロスコープ」で見た視野と「肉眼」で見た視野の比較になります。
どちらの方が精密な治療ができるかは一目瞭然だと思います。
う蝕検知液とは、むし歯に感染した部分のみに反応する検知液です。
反応した部分には「色」がつきますので、その部分だけを削ります。
また、感染部位の除去後に再度検知液でチェックすることで、むし歯の取り残しを防ぐこともできます。
歯の神経は、歯に「栄養」を供給する役割を担っているため、それがなくなってしまうと、まるで枯れ木のように歯がもろくなります。つまり、「歯の寿命が縮まる」ということです。
これを回避するため、当院では可能な限り歯の神経を除去しないような取り組みを行っています。
しかし、ケースによっては神経を除去しなければならいケースもありますので、その点はご理解いただけたらと思います。
当院ではCAD/CAMシステムの「セレック」を導入しています。
これは、比較的「低価格」「短期間(1日)」で白いセラミック製の詰め物・被せ物を制作する機器になります。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。