マウスピース矯正 後悔しないために|足利市の矯正歯科
2024年7月22日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑です。
当院では多くの患者さんの矯正治療をマウスピース矯正で担当させていただいています。
治療を終えた方は皆さん、笑顔で治療をしてよかったとおっしゃっています。
ただインターネットなどで「マウスピース矯正」と検索するとマイナスなイメージの内容が出てくることも事実です。
ですが、実際は担当する歯科医師の知識不足や患者さんがルールを守れていないことなどの理由で治療がうまくいかないことがほとんどです。
そこで今回はマウスピース矯正による治療をうまく進めるために必要なことについてお話をします。
①実績があり、信頼のおけるクリニックを選ぶ
矯正治療は少なくとも半年程度、長ければ2年以上治療期間がかかりますので、治療を始めるにあたって以下の項目が大切になります。
・症例の見極めができる
マウスピース矯正で出来ること・出来ないことの判断や治療前に治療後の仕上がりをすり合わせることが出来ることが大切です。
・治療中のトラブルへの対処が出来る
歯が予測していない動きをした時には適切な対応が必要です。適切な対応ができないと更に治療がうまく進まなくなってしまいます。
・マウスピース矯正治療の経験が多い
歯科医師の知識と経験がどれだけあるかで治療がうまくいくか決まると言っても過言ではありません。実績のあるクリニックを選びましょう。
②装着時間をしっかりと守る
マウスピース矯正の装着時間は1日20時間以上です。この装着時間を守ることが出来なければ歯は治療計画通りに動かず、治療期間が延びてしまいます。
今回はマウスピース矯正をうまく進めるために必要なことについてお話をさせていただきました。
信頼ができ、実績のある歯科医師であれば、予期せぬトラブルの際にも柔軟に対応することが可能なため、安心して治療を進めることが出来ます。
当院には日々研鑽を積んでいる歯科医師が多数在籍しております。
安心して矯正治療をお任せください。
ご来院いただけると、治療前後のシミュレーションに合わせて治療方法や期間など含めて詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。
お待ちしております。
口臭について|足利の歯科医院
2024年6月20日
こんにちは。歯科医師の野口です。
今回は口臭とその治療法についてご紹介していきます。
皆さんの中には、
「自分の口の臭いが気になる」
「周りから口臭があると思われていないか」
「毎日歯ブラシしているはずなのに」
と不安に思っている方はいらっしゃいませんか。
口臭には、いくつかの要因が挙げられますが、患者さんの中で多いのが、「生理的な口臭」と「病的な口臭」になります。
生理的な口臭は、舌苔と呼ばれる舌の表面に付着する、食べカスや細菌、唾液の成分などで形成された白い苔状のものが主な原因となります。
この舌苔で産生されるガスが臭いの元となります。
この場合は、口腔清掃不良や唾液の分泌量の低下などが影響しているため、歯磨きやデンタルフロスなどの清掃補助器具を使用したり、主な口臭源である舌の清掃をしたりすることが重要になります。
また、舌の動きの低下にも影響されるため、固形物をしっかり咀嚼したり、たくさん会話をしたりして舌を動かすことも口臭予防には大切です。
ここで舌清掃のポイントです。
舌の清掃は、歯磨き前に1日に1回を目安に行うと効果的です。
その際には、専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシを奥から手前に掻き出すように動かしましょう。
この作業をペースト状の舌苔が取れなくなるまで10回程度行ってください。
薄く舌苔が残っているのは正常なものになりますので、必要以上にブラッシングしないように注意しましょう。
続いて、病的な口臭についてです。
病的な口臭には、虫歯や歯周病などの口腔由来のものと糖尿病などの全身由来のものがありますが、ほとんどは前者の歯周病由来の口臭となります。
歯周病の原因となる歯垢、プラークと呼ばれる細菌の塊が産生するガスが口臭の元となります。
口臭対策には、日頃の口腔清掃はもちろんですが、歯科医院で行う歯周治療がとても重要です。
歯周病は、普段の歯磨きでは治らない病気です。
また、自覚症状がないまま進行していきますので、一度近くの歯医者さんを受診することをお勧めします。
当院では、口臭測定器を使って口臭の原因を解明するとともに、患者様一人ひとりに合わせた治療をご提案させていただいております。
少しでも口臭が気になる方は、お気軽にご相談ください。
口腔機能低下症|足利市の歯科医院
2024年5月22日
こんにちは。歯科医師の高橋です。
みなさん口腔機能低下症ってご存知ですか?
口腔機能低下症は食べる、話すなどお口の機能が衰えてしまっている状態のことです。
少し食べるのが遅くなってきた。
固いものが食べられなくなってきた。
パサパサしたものが食べづらくなった。
滑舌が少し悪くなってきた。
など些細な症状から口腔機能低下症は始まってきます。
この症状を放置しておくと、食事できるものはどんどん少なくなっていき、お話するのも億劫になってきます。
食事の偏りは全身の健康状態に悪影響を及ぼし、病気になりやすい弱い体に陥らせます。
お話をしなくなると精神状態に悪影響を及ぼし、引きこもりがちになり、いろいろなことにやる気が出なくなってきます。
この負のスパイラルの始まりが口腔機能低下症になります。
口腔機能低下症は正しい時期に正しい介入をすることで状態の回復や悪化しないようにできる疾患になりますが、この症状に気づくのが難しいのも特徴になります。
そのため、かかりつけ歯科医をもち専門職の目から定期的なチェックを受けることが早期発見・早期介入につながり、全身の健康にもつながります。
いつまでもなんでも美味しく食べ、笑ってお話ができるよう、かかりつけ歯科医を早くから見つけ、定期受診する習慣をつけていきましょう!!
歯茎の出血|足利市の歯科医院
2024年4月24日
こんにちは
歯科医師の熊澤です。
みなさん、歯を磨いた際に歯茎から出血したことはありますか?
私もたまに出血してしまっていますが、これはどういう状況でしょうか?
簡単に言うと歯茎に炎症が起きている状況です。
炎症により歯茎の腫れや出血が見られますが、これを歯肉炎と言います。
原因は歯と歯茎の境目の汚れ(プラーク)です。(全身的な疾患が理由の場合もあります)
歯肉炎を放置する、汚れを放置すると歯茎の腫れにとどまらず、歯を支える骨(歯槽骨)が吸収されていき、歯周炎という状態になります。
歯周炎は進行すると歯を支える骨が少なくなっていき、元に戻ることはありません。
そのため、歯周炎にならないように注意する必要があります。
みなさんは歯科医院に定期的に通院していますか?
痛みはないから大丈夫、特に気になるところはないから通わなくても良い、学生の頃の私も昔はそう思っていました。
口の中の状況は自分でも分からないものです。
何もないと思っている時こそ定期的な通院が大切になります。
おいしく食事をとるためにも歯を維持することはとても重要です。
一度歯科医院で診てもらってはいかがですか??
マウスピース矯正で治療できる?|足利市でマウスピース矯正
2024年3月18日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑です。
来院していただく患者さんのなかには「自分の歯並びはマウスピース矯正では難しいと思う」とお話をされる方がいます。
ですが実際にお口の中を確認させていただくと9割の方がマウスピース矯正で治療可能なことが多く来院された皆さんに喜ばれることが多いです。
ではマウスピース矯正では治療が難しいことがある残りの1割の方はどんな歯並びなのでしょうか。
今回はマウスピース矯正だけでは治療が難しい可能性がある歯並びについてお話をします。
⒈歯周病が進行して歯に揺れがある
歯周病により歯茎の骨がやせることで、歯が揺れてしまいマウスピースがはまらなくなってしまう可能性があるので歯周病の治療を先に行う必要があります。揺れが強い場合はワイヤー矯正で治療を行うことが多いです。
⒉あごの骨格に問題がある
歯の角度を変えただけでは噛み合わせの改善が見込めない場合、外科処置+ワイヤー矯正による治療を行うことが多いです。
⒊埋まっている歯がある
埋まっている歯を引っ張る必要があるのでワイヤー矯正単独またはワイヤー矯正+マウスピース矯正になることが多いです。
今回はマウスピース矯正単独での治療が難しい歯並びについてお話させていただきました。
逆を言えば、上記以外の歯並びであれば基本的にマウスピース矯正で治療が可能ですので、「マウスピース矯正で治療がしたいけど自分の歯並びでは難しいかも」と思われている方は是非一度ご来院ください。
ご来院いただけると、治療前後のシミュレーションに合わせて治療方法や期間など含めて詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。お待ちしております。
歯周病と食習慣|足利市で予防歯科
2024年2月19日
こんにちは。歯科医師の杉山です。
皆さんは歯周病が生活習慣病と言われているのはご存知ですか?
もちろん歯周病はお口の中の細菌が引き起こす感染症の一種であることは有名ですが、他にも全身の健康状態や、生活習慣にも関わってくる多因子疾患であるということが近年言われるようになってきました。
歯周病を生活習慣病であると考えた時にその予防として大事になってくるのが、”食習慣”です。
皆さんは歯周病予防のため、普段の食事を考えたことがありますか?
おそらく多くの方は「ない」と答えると思います。
「じゃあ実際にどんなものを食べたらいいの?」
今回はこの質問にお答えしようと思います。
これまでに歯周病と食に関する研究は数多く行われていて、様々な論文が出されています。
その中で歯周病予防において重要になる栄養素の、大事な作用としてよく挙げられるのが、”抗炎症作用”と”抗酸化作用”です。
歯周病は、そもそも原因となる細菌が引き起こす慢性炎症疾患であるため、その炎症を抑える”抗炎症作用”はもちろん大事になってきます。
一方で、”抗酸化作用”はどんな関係があるのかを簡単に説明すると、炎症が起こると活性酸素と呼ばれる悪い酸素がでてくるのですが、その悪い酸素は血管等に作用して歯茎だったり、歯の周りの組織を壊す原因になってしまいます。
“抗酸化作用”はその悪い酸素を取り除く作用のことです。
そういった作用を持つ食べ物は具体的にどんなものがあるかというと、
ビタミンC:天然の果物や野菜に多く含まれる。
n-3脂肪酸(DHA、EPA等):魚に多く含まれる。
フラボノイド(カテキン等):緑茶、紅茶、烏龍茶、玉ねぎ、ブルーベリー、赤ワインに多く含まれる。
カロテノイド(リコピン、βカロテン等):トマト、ニンジン、アスパラ、グレープフルーツ、スイカに多く含まれる。
他にも、低脂肪食、高繊維食、ビタミンDなども歯周病予防に良いとされています。
つまり、食べると良いものは”魚”、”お茶”、”果物”、”野菜”です!
結論としてはあまり面白いものではなかったかもしれませんが、詳しい説明をお聞きになりたい場合はいつでもお声がけください!
皆さんも食事からお口の中の健康を守っていきませんか?
マウスピース矯正って痛い?|足利市で矯正歯科
2024年1月18日
みなさん、こんにちは。歯科医師の高橋です。
今回はマウスピース矯正の痛みについてお話ししたいと思います。
まず初めに、歯列矯正と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
患者様に聞いたところ多くの方が『痛そう!!』とおっしゃいます。
では、当院で行なっているマウスピース矯正ではどれくらい痛みはあるのでしょうか?
実際に矯正を始められた患者さんに聞くと多少の痛みはあるようですが、食事に困るほどの痛みがある方はほとんどいらっしゃいません。
これはマウスピース矯正の特徴が大きく関わってきます。
ワイヤー矯正では歯を動かす力を調整日にまとめてかけることになりますが、マウスピース矯正では取り替えるマウスピースごとに歯を動かす力をかけられるため一枚あたりの歯を動かす力は小さくなります。
そのためマウスピース矯正は痛みが少ない傾向にあります。
もちろん歯を動かすので全く痛みがないことはありませんが、みなさん慣れるとほとんどストレスなく矯正ライフを送っていただいているようです。
矯正したいけど痛みが心配だと思っている方は、マウスピース矯正ならその心配を解消して矯正が進められるかもしれません。
まずはマウスピース矯正が適応になるか、歯科医院を受診してみてはいかがでしょうか?
子供の虫歯予防|足利市の小児歯科
2023年12月12日
こんにちは、歯科医師の宮城です。
みなさんは歯医者さんで虫歯の治療をしたことはありますか?
虫歯になると痛くて、腫れたりして、仕方なく歯医者さんに行くと麻酔が怖い、削る音が嫌!など歯医者さんが苦手な方って結構多いようです。
自分が嫌な思いをした分、お子さんにはそんな思いをして欲しくないですよね。
まずは虫歯を作らないために虫歯の予防をすることが大切です。
「感染の窓」という言葉、ご存知ですか?
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいませんが、生後19ヶ月から31ヶ月の間、つまり一歳半から2歳半くらいまでの間に歯が生えてきて虫歯の原因菌がお口の中に定着しやすい時期があります。
この時期を感染の窓と言います。
虫歯の菌はほとんど保護者からの垂直感染なので、保護者の方に虫歯が多いとお子さんも虫歯になりやすくなってしまいます。
保護者の方がお口の中の環境を良くして感染の窓に気をつけるとお子さんへの感染を防ぐことができるんです。
そのためには、保護者の方が定期検診に通って虫歯の早期発見早期治療を行い、お子さんも虫歯にならないうちに予防をしましょう!
歯医者さんでは虫歯の治療をするだけではなく、虫歯の予防をすることもできますし歯並びに関しても問題があれば治療を提案させていただくことができます。
大切な方の未来を守るためにも、歯科医院を受診してみましょう。
子どものマウスピース矯正|足利市で小児矯正
2023年11月27日
みなさんこんにちは、歯科医師の熊澤圭介です。
子どものマウスピース矯正はご存じでしょうか。
子どものマウスピース矯正では
・将来的に歯を抜くことなくきれいに並べる
・将来的に歯のガタガタを最小限にする
を目的としています。
また子どものマウスピース矯正では適切なタイミングがあり、それは大人の前歯が上下ともに4本、大人の奥歯が生えたタイミングです。
年齢で考えると7~8歳、小学校低学年ごろになります。
なぜこのタイミングなのでしょうか?
このタイミングは大人の歯も子どもの歯も根がしっかりしていて安定しているためです。
マウスピース矯正は歯を掴んで動かすため、タイミングが重要になってきます。
9~10歳になってくると子どもの歯の根が吸収されてきて動きが悪くなってしまいます。
もちろん口腔内の状況により治療を早めたり、矯正するにあたり悪影響のある習癖(お口ポカン、口呼吸など)を改善してから治療を開始する場合もあります。
子どもの歯並びは将来どうなるのか、ガタガタしていて矯正を考えている方はぜひご相談ください。
矯正治療の期間|足利市でマウスピース矯正
2023年10月16日
こんにちは。歯科医師の嶋崎です。
今回は質問されることが多い「矯正治療の期間はどれくらい?」についてお話をしていきます。
歯並びによって期間は変わってきますが、今回はご来院された患者様のお口の中を例に大体の治療期間を紹介していきます。
⒈歯がでこぼこしている
半年〜1年程度で治療が終わることが多いです。でこぼこの程度によって期間が前後することもあります。
⒉上の歯が出ている
大体2年程度で治療が終わることが多いです。奥歯を後ろに下げたり、場合によっては歯を抜いてスペースを作って前歯を下げることがあるため期間が長くなる傾向があります。
⒊上と下の前歯が噛まない
大体1年程度で治療が終わることが多いです。
上下の前歯を引っ張る動きはマウスピース矯正の得意とする動きになるため治療がスムーズに進んでいくことが多いです。
今回は実際に来院された患者さんを例に1〜3における矯正治療の期間をお話させていただきました。
もちろんお口の中の状態は上記の例でだけでなく1〜3が混ざっていたり、その他の噛み合わせであることもありますので、大体の目安として捉えていただけると幸いです。
矯正治療の期間が気になる方はご来院いただければ治療前後のシミュレーションに合わせて治療期間について詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。
お待ちしております。