マウスピース矯正って上の歯だけでもできるの?
2025年1月27日
こんにちは、歯科医師の熊澤です。
患者さんからよくある声として
「上の歯だけ気になっているから上の歯だけ治したい」があります。
当院では、上の歯だけだから上の歯のみ治療するのではなく、上下の歯を動かして治療していきます。
矯正治療を行う目的は以下の2つです。
①きれいな歯並びを手に入れたい、見た目をよくしたい
②しっかり咬めるようにしたい
上の歯を動かすことで目的①を達成することはできます。
しかし下の歯は動かしていないため、目的②は達成できず、むしろ咬みづらくなってしまいます。
上下の歯並びや咬み合わせのバランスを考えて歯を動かすことで目的①②どちらも達成させることができます。
当院は足利や佐野の栃木県内だけでなく、館林や大泉などの群馬県など様々な地域の方々にご来院いただいています。
矯正治療の期間が気になる方はご来院いただければ治療前後のシミュレーションに合わせて治療期間について詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。
お待ちしております。
その歯並び、大丈夫?知らないと怖い悪いかみ合わせの影響
2024年12月24日
こんにちは。歯科医師の杉山です。
皆さん、「悪い歯ならび、悪いかみ合わせ」があなたの健康にどれほど深刻な影響を及ぼすか、ご存知でしょうか?
歯並びやかみ合わせが悪い状態を放置していると、見た目だけでなく、歯そのものや体全体の健康にまで大きな悪影響を与える可能性があります。
今回は、かみ合わせの良し悪しが私たちの健康にどう関係しているのか、そしてそれを改善する矯正治療の重要性についてお話しします。
〈良いかみ合わせとは?〉
理想的なかみ合わせは「1歯対2歯咬合」と呼ばれ、上下の歯がしっかりと接触して、かむ力がバランスよく分散される状態です。
このようなかみ合わせでは、歯や顎に過度な負担がかかることなく、長期間健康な状態を保つことができます。
また、左右に顎を動かした際に前から3番目の歯(犬歯)が軽く接触し、奥歯がわずかに離れる「犬歯誘導」があると、さらに顎関節や歯への負担が軽減されます。
この状態を維持できれば、歯を長持ちさせるだけでなく、顎や顔全体の健康にもつながります。
〈悪いかみ合わせがもたらす深刻なトラブル〉
一方、悪いかみ合わせを放置すると、知らないうちに歯や顎にダメージが蓄積され、さまざまな問題が起こります。以下のようなトラブルに心当たりはありませんか?
・歯が欠けたり亀裂が入る
かむ力が特定の歯に集中するため、歯が割れたり、亀裂からむし歯が進行することがあります。
・歯が揺れてかめなくなる
歯が動揺し、かむ力が弱まることで、硬い食べ物がかみにくくなるだけでなく、日常の食事が不自由になることも。
・歯ぐきや骨が下がる
歯を支える骨が減り、歯ぐきが一緒に下がることで、笑った時に老けた印象を与えてしまうことがあります。
・顎関節へのダメージ
悪いかみ合わせは顎の動きに負担をかけ、顎関節症や顎の痛みを引き起こすことがあります。
これらの問題は、かみ合わせが悪いままだと少しずつ進行し、ある日突然目に見える形で現れることが多いのです。
「気づいた時には手遅れだった」というケースを少しでも防ぐためには、早めの対策が必要です。
〈矯正治療で未来の健康を守る〉
悪い歯並びやかみ合わせを改善するには、矯正治療が有効です。
矯正治療によって歯並びが整うと、かむ力のバランスが良くなり、歯や顎への負担を軽減できます。
また、歯がきれいに並ぶことで、歯みがきがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクも下がります。
当院では、多くの症例をもとに患者様一人ひとりに合った治療計画をご提案しています。
また、最新の設備を活用し、治療前にスキャンデータを使ったわかりやすい説明を行っています。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
〈気づかないうちに進む「かみ合わせ」の問題〉
悪いかみ合わせや歯並びの問題は、一見すると小さなことのように思えるかもしれません。
しかし、それを放置すると歯や顎だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
一生使う大切な歯を守るために、今の状態を一度チェックしてみませんか?
お口の健康を守るために、私たちと一緒に最適な治療を考えていきましょう。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
マウスピース矯正が成功する秘訣!着用時間が与える影響とは?
2024年11月25日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑です。
当院では多くの患者さんの矯正治療をインビザラインというマウスピース矯正で担当させていただいています。
取り外し可能で目立たない利点がある一方、治療効果を最大化するためには推奨される着用時間を守ることが重要です。
装着時間が治療成績に与える影響は大きく、正しい管理が求められます。
インビザラインの治療では、1日22時間以上の着用が推奨されており、この時間を守ることが治療の成功に直結します。
着用時間が不足すると、治療の進行が遅れるだけでなく、歯が予定通りに移動しなくなるリスクが高まります。
マウスピースは段階的に歯を動かす役割を果たしているため、毎日十分な時間を確保することが不可欠です。
もし装着時間が足りない場合、マウスピースが適切にフィットせず、再調整や新しいマウスピースの作成が必要になる可能性があり、その結果、治療期間が延びることになります。
効果的に着用時間を管理するためには、日常のルーティンに工夫を加えることが重要です。
例えば、食事や歯磨き後にすぐマウスピースを装着する習慣をつけたり、アラームやリマインダーを活用したりすることで、装着時間の確保が容易になります。
また、マウスピースを常に清潔に保つことで、長時間の着用が快適になり、結果として治療もスムーズに進みます。
このように、治療成績を最大化するためには、日々の生活の中で着用時間を意識的に管理することが求められます。
治療の成功は、患者さん自身の努力次第であり、推奨される着用時間を守ることで、期待通りの治療結果を得ることができるでしょう。
矯正治療に興味がある方は、ぜひ当院にお越しください。
ご来院いただけると、治療前後のシミュレーションに合わせて治療方法や期間など含めて詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。
お待ちしております。
マウスピース矯正 後悔しないために|足利市の矯正歯科
2024年7月22日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑です。
当院では多くの患者さんの矯正治療をマウスピース矯正で担当させていただいています。
治療を終えた方は皆さん、笑顔で治療をしてよかったとおっしゃっています。
ただインターネットなどで「マウスピース矯正」と検索するとマイナスなイメージの内容が出てくることも事実です。
ですが、実際は担当する歯科医師の知識不足や患者さんがルールを守れていないことなどの理由で治療がうまくいかないことがほとんどです。
そこで今回はマウスピース矯正による治療をうまく進めるために必要なことについてお話をします。
①実績があり、信頼のおけるクリニックを選ぶ
矯正治療は少なくとも半年程度、長ければ2年以上治療期間がかかりますので、治療を始めるにあたって以下の項目が大切になります。
・症例の見極めができる
マウスピース矯正で出来ること・出来ないことの判断や治療前に治療後の仕上がりをすり合わせることが出来ることが大切です。
・治療中のトラブルへの対処が出来る
歯が予測していない動きをした時には適切な対応が必要です。適切な対応ができないと更に治療がうまく進まなくなってしまいます。
・マウスピース矯正治療の経験が多い
歯科医師の知識と経験がどれだけあるかで治療がうまくいくか決まると言っても過言ではありません。実績のあるクリニックを選びましょう。
②装着時間をしっかりと守る
マウスピース矯正の装着時間は1日20時間以上です。この装着時間を守ることが出来なければ歯は治療計画通りに動かず、治療期間が延びてしまいます。
今回はマウスピース矯正をうまく進めるために必要なことについてお話をさせていただきました。
信頼ができ、実績のある歯科医師であれば、予期せぬトラブルの際にも柔軟に対応することが可能なため、安心して治療を進めることが出来ます。
当院には日々研鑽を積んでいる歯科医師が多数在籍しております。
安心して矯正治療をお任せください。
ご来院いただけると、治療前後のシミュレーションに合わせて治療方法や期間など含めて詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。
お待ちしております。
マウスピース矯正で治療できる?|足利市でマウスピース矯正
2024年3月18日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑です。
来院していただく患者さんのなかには「自分の歯並びはマウスピース矯正では難しいと思う」とお話をされる方がいます。
ですが実際にお口の中を確認させていただくと9割の方がマウスピース矯正で治療可能なことが多く来院された皆さんに喜ばれることが多いです。
ではマウスピース矯正では治療が難しいことがある残りの1割の方はどんな歯並びなのでしょうか。
今回はマウスピース矯正だけでは治療が難しい可能性がある歯並びについてお話をします。
⒈歯周病が進行して歯に揺れがある
歯周病により歯茎の骨がやせることで、歯が揺れてしまいマウスピースがはまらなくなってしまう可能性があるので歯周病の治療を先に行う必要があります。揺れが強い場合はワイヤー矯正で治療を行うことが多いです。
⒉あごの骨格に問題がある
歯の角度を変えただけでは噛み合わせの改善が見込めない場合、外科処置+ワイヤー矯正による治療を行うことが多いです。
⒊埋まっている歯がある
埋まっている歯を引っ張る必要があるのでワイヤー矯正単独またはワイヤー矯正+マウスピース矯正になることが多いです。
今回はマウスピース矯正単独での治療が難しい歯並びについてお話させていただきました。
逆を言えば、上記以外の歯並びであれば基本的にマウスピース矯正で治療が可能ですので、「マウスピース矯正で治療がしたいけど自分の歯並びでは難しいかも」と思われている方は是非一度ご来院ください。
ご来院いただけると、治療前後のシミュレーションに合わせて治療方法や期間など含めて詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。お待ちしております。
マウスピース矯正って痛い?|足利市で矯正歯科
2024年1月18日
みなさん、こんにちは。歯科医師の高橋です。
今回はマウスピース矯正の痛みについてお話ししたいと思います。
まず初めに、歯列矯正と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
患者様に聞いたところ多くの方が『痛そう!!』とおっしゃいます。
では、当院で行なっているマウスピース矯正ではどれくらい痛みはあるのでしょうか?
実際に矯正を始められた患者さんに聞くと多少の痛みはあるようですが、食事に困るほどの痛みがある方はほとんどいらっしゃいません。
これはマウスピース矯正の特徴が大きく関わってきます。
ワイヤー矯正では歯を動かす力を調整日にまとめてかけることになりますが、マウスピース矯正では取り替えるマウスピースごとに歯を動かす力をかけられるため一枚あたりの歯を動かす力は小さくなります。
そのためマウスピース矯正は痛みが少ない傾向にあります。
もちろん歯を動かすので全く痛みがないことはありませんが、みなさん慣れるとほとんどストレスなく矯正ライフを送っていただいているようです。
矯正したいけど痛みが心配だと思っている方は、マウスピース矯正ならその心配を解消して矯正が進められるかもしれません。
まずはマウスピース矯正が適応になるか、歯科医院を受診してみてはいかがでしょうか?
矯正治療の期間|足利市でマウスピース矯正
2023年10月16日
こんにちは。歯科医師の嶋崎です。
今回は質問されることが多い「矯正治療の期間はどれくらい?」についてお話をしていきます。
歯並びによって期間は変わってきますが、今回はご来院された患者様のお口の中を例に大体の治療期間を紹介していきます。
⒈歯がでこぼこしている
半年〜1年程度で治療が終わることが多いです。でこぼこの程度によって期間が前後することもあります。
⒉上の歯が出ている
大体2年程度で治療が終わることが多いです。奥歯を後ろに下げたり、場合によっては歯を抜いてスペースを作って前歯を下げることがあるため期間が長くなる傾向があります。
⒊上と下の前歯が噛まない
大体1年程度で治療が終わることが多いです。
上下の前歯を引っ張る動きはマウスピース矯正の得意とする動きになるため治療がスムーズに進んでいくことが多いです。
今回は実際に来院された患者さんを例に1〜3における矯正治療の期間をお話させていただきました。
もちろんお口の中の状態は上記の例でだけでなく1〜3が混ざっていたり、その他の噛み合わせであることもありますので、大体の目安として捉えていただけると幸いです。
矯正治療の期間が気になる方はご来院いただければ治療前後のシミュレーションに合わせて治療期間について詳しくお話ができますので、少しでもご興味がある方はぜひご来院ください。
お待ちしております。
マウスピースが欠けた|足利市でインビザライン
2022年7月23日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑太刀です。
今回はマウスピース矯正の治療中にマウスピースが欠ける原因についてお話をします。
当院で行っているインビザラインのマウスピースは弾性のある素材のポリウレタンを使用しているため欠けたりすることはほとんどありません。
ですが、まれに患者様の中にもかけてしまった方がいましたので、その原因についてお話しをしていきます。
でこぼこが強い歯並びの方の場合、マウスピースもでこぼこに作製されてきます。
このでこぼこの部分はマウスピースが薄くなっているので、取り外し時に強い力がかかると割れてしまうことがあります。
治療が進んでくると、欠けたりすることは無くなってきますが治療の序盤は取り外しに注意が必要です。
また、でこぼこが強くなくても取り外し方が間違っていると、ある一点に力がかかりマウスピースが欠けてしまう可能性があります。
マウスピースは手前の唇側から外すのでは無く、奥歯の舌側から外すようにしてください。
爪で外しにくい場合には、アライナーリムーバーというマウスピースを外すための道具もありますのでお声がけください。
今回はマウスピースが割れてしまう原因についてお話しをしました。
マウスピース矯正のルールをしっかり守ってキレイな歯並びを目指しましょう。
インビザラインの痛みについて
2022年6月18日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑太刀です。
本日は矯正治療中の痛みについてお話をしようと思います。
当院で行っているマウスピース矯正のインビザラインは痛みがワイヤー矯正と比べると少ないと言われています。
ワイヤー矯正は1か月に1回の調整で歯を動かすための動きを全てワイヤーに組み込みます。そのため組み込んだ力が歯にかかるため痛みが出やすいのです。
それに対して、マウスピース矯正は1週間に1枚マウスピースを交換して歯に力をかけることで、ワイヤー矯正と比べると1枚当たりの力を1/4にすることが出来るのです。
そのため、マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて痛みを少なく治療を進めることができます。
ただし、マウスピース矯正も痛みが無いわけではありません。
どんなときに痛みを感じるかというと、
①新しいマウスピースを装着したとき
②マウスピースの着用時間が短く、久しぶりにマウスピースを装着するとき
などがあります。
矯正治療に痛みはつきものですが、なるべく痛みを感じないようにする方法としては装着時間などマウスピース矯正におけるルールをきちんと守ることです。
着用時間などが守られないと、歯が予想通りに動かなくなり痛みも出やすくなってしまうため注意しましょう。
矯正治療について気になることがありましたらいつでもご気軽にご相談ください。
マウスピースの洗い方|足利市で矯正治療
2022年4月23日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑太刀です。
今回はマウスピース矯正におけるマウスピースの洗浄についてお話をしようと思います。
マウスピース矯正では1日20時間以上の着用がルールになっているため、一日の5/6以上お口の中にマウスピースが入っていることになります。
マウスピースを着用していると、食事をしていなくてもマウスピースに汚れ、臭いや色が付着するようになります。
着用後に水洗いだけだと、汚れ、臭いは取り除くことが出来ません。
また、マウスピースを洗浄剤につけて水洗いをすると、臭いは取れやすくなりますが完全に汚れを落としきることは出来ません。
上記の2つのパターンはお口の中に置き換えると、食後に水でゆすぐだけ、洗口剤でゆすぐだけになってしまっています。
やはり、汚れを落とすには歯ブラシで汚れを除去する必要があります。
洗浄剤をつけた後に、歯ブラシでマウスピースを磨いてあげると汚れや臭いを落とすことが出来ます。
お口の中に常にいれる物ですので清潔にするように心がけましょう。
今回はマウスピースの洗浄方法についてお話をさせていただきました。
マウスピース矯正に興味のある方や現在治療中の方も何か気になることがありましたらいつでも気軽にお声がけください。