CAD/CAM冠|足利市の歯科医院
2022年10月26日
こんにちは、歯科医師の熊澤です。
今日は保険診療内で行うことができる白い被せ物「CAD/CAM冠」についてお話します。
CAD/CAM冠は金属を使用しない(メタルフリー)治療法の一つとなります。
メリットは
① 保険診療で安価
② 白く、金属を使用していない
デメリットは
① 外れやすい、割れやすい
② 対象歯が限られる
③ 歯の色が単色で限られる
になります。
白い歯を安価で手に入れられるのはメリットになりますが、白いといっても単色で隣の歯とのなじみはあまりよくありません。
セラミックと保険診療で使用されるプラスチックを混合した材料になるため、歯や金属と比較して強度が弱くなっています。
また研究により平均2,3年で1/4が取れてしまったり、割れてしまうというデータがあり、治療回数が増えてしまいます。
保険内で使用される材料は金銀パラジウム合金という金属が一般的です。
金属は強い強度がメリットですが、金属色で見た目が悪く、隙間からむし歯になりやすくなってしまいます。
口腔内の状況によって治療方法は様々です。
CAD/CAM冠はメタルフリーの選択肢の1つになります。
当院では患者さんの口腔内の状況に合わせておすすめの治療方法を説明させていただきます。
もし口の中の金属が気になる、白くしたい、むし歯を作りたくないという方は当院までご連絡ください。