舌苔|足利市で口臭予防
2022年6月3日
こんにちは、歯科医師の高橋です
みなさんは舌を磨いていますか?
歯の清掃をする方は多いと思いますが、舌のケアも一緒にしていますか?
舌を見たときに白くなっていたり、黄色くなっていたらそれが「舌苔」と呼ばれるものです。舌苔は細菌や微生物の塊でこれが口腔内で悪さをしています。
どんな悪さをしているかは以下の通りになります。
・口臭の原因になる。
口臭の原因のほとんどが口腔内に原因があると言われています。さらにその中でも舌の汚れは口臭の原因になりやすいと言われています。舌苔からは口臭の原因のガスの一つの揮発性硫黄化合物が産生されこれが口臭の原因になっています。
・味覚の障害
舌の表面には味を感じる味蕾と呼ばれる器官があります。舌苔がたまるとこの器官が機能しづらくなるため味覚障害を引き起こす可能性があります。
・誤嚥性肺炎
何かを飲み込んだときや唾液などが食道の方に行かずに気管や肺のほうに行ってしまうことがありますがこれを誤嚥と言います。免疫力の落ちている高齢者の方が誤嚥をしたときに口腔内に汚れが多いと、この汚れが原因で肺炎を引き起こすことがあります。これを誤嚥性肺炎といいます。この予防のためにも舌苔の除去はとても重要になります。
こんな悪さを行う舌苔ですがどうやってケアするのでしょうか?
ケア方法はとても簡単です。
今ではスーパーや薬局でも舌ブラシと呼ばれる舌用のケア用品が販売されています。
舌ブラシを歯ブラシの時に一緒い行うことで舌苔は簡単に除去できますのでみなさんもお試しください。
奥の歯茎が痛い!!
2022年5月13日
こんにちは、歯科医師の高橋です。
本日は5~7歳で起きることの起きる痛みについてお話しします。
当院には5~7歳のお子様が奥の歯茎が痛くて来院される方が月に数名いらっしゃいます。
お口の中を見ても虫歯もないし歯茎の腫れもない・・。何が起きているのでしょうか?
みなさん6歳臼歯という言葉をご存知でしょうか?6歳ごろに一番奥の乳歯(子供の歯)の奥に生えてくる永久歯(大人の歯)のことを指します。
通常永久歯は乳歯が抜けてその下から生えて来ますがこの歯は生え替わりは起きずに奥の歯茎を押し除けて生えてきます。そのときに歯茎が押されて出る痛みがこの痛みの原因です。
特に異常はないため基本的には治療は必要ありませんし、気付いたら痛みがなくなっていることがほとんどなので心配ありません。また生えはじめの時期も同じような痛みが出ることがありますが、これも心配しないで大丈夫です。
痛むのが怖くてずっと歯磨きをしないと虫歯になる心配もあるので痛みが強くなければしっかり歯磨きも行ってください!
生えかけの時期は汚れがたまりやすく、虫歯もなりやすい状況なので歯磨きに加えてフッ素の使用もかかさず行いましょう。
できれば歯医者さんで濃度の高いフッ素を塗ってもらえると歯がさらに丈夫になって虫歯になりにくくなります!
この奥歯は永久歯の中で一番大きな力を支えられる歯になります。将来おじいちゃん、おばあちゃんになっても自身の歯でなんでも食べられるように6歳臼歯を子供のうちから大事にしてあげてください!!
マウスピースの洗い方|足利市で矯正治療
2022年4月23日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑太刀です。
今回はマウスピース矯正におけるマウスピースの洗浄についてお話をしようと思います。
マウスピース矯正では1日20時間以上の着用がルールになっているため、一日の5/6以上お口の中にマウスピースが入っていることになります。
マウスピースを着用していると、食事をしていなくてもマウスピースに汚れ、臭いや色が付着するようになります。
着用後に水洗いだけだと、汚れ、臭いは取り除くことが出来ません。
また、マウスピースを洗浄剤につけて水洗いをすると、臭いは取れやすくなりますが完全に汚れを落としきることは出来ません。
上記の2つのパターンはお口の中に置き換えると、食後に水でゆすぐだけ、洗口剤でゆすぐだけになってしまっています。
やはり、汚れを落とすには歯ブラシで汚れを除去する必要があります。
洗浄剤をつけた後に、歯ブラシでマウスピースを磨いてあげると汚れや臭いを落とすことが出来ます。
お口の中に常にいれる物ですので清潔にするように心がけましょう。
今回はマウスピースの洗浄方法についてお話をさせていただきました。
マウスピース矯正に興味のある方や現在治療中の方も何か気になることがありましたらいつでも気軽にお声がけください。
歯の神経について
2022年4月12日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑太刀です。
今回は歯の神経についてお話しをします。
歯の神経は、神経と呼ばれていますが実際は血管も含まれており、歯に水分や栄養を送る役割があります。
また痛みなどの刺激を脳に伝える機能があります。
むし歯が進行すると、神経が痛みを出すことで歯に異常があることを教えてくれるのです。
しかし、この段階で放置してしまうとむし歯菌が神経のいる部屋に到達してしまい、神経が細菌感染を起こしてしまい、夜も寝られないほどの激痛が出てしまいます。
むし歯菌は神経の部屋を冠の部分から根の部分へ進んでいき、だんだんと神経が死んでいってしまいます。
神経が死んでしまうと、今まであった歯の痛みは無くなります。
むし歯菌は歯の根の先から出ていき、今度は骨を溶かしていきます。
すると、むし歯菌は骨を破り歯茎を大きく腫れさせます。
さらに進むと腫れは首や顔にまで及び歯の治療だけでなく入院が必要になることもあるのです。
神経が死んでしまうと、痛みという歯の異常を知らせてくれる機能が無くなってしまうためむし歯菌が知らないうちにどこまでも進行してしまうため、早めの歯科受診が大切になります。
神経の治療では、神経のお部屋に入り込んだむし歯菌を徹底的に除去すること、新たなむし歯菌を神経のお部屋に入れないことが大切になります。
神経のお部屋は複雑な構造をしているため、一度細菌が入ってしまうと除去するのが難しくなってしまいます。
神経の治療は、再発を繰り返すたびに治療の成功率は落ちていってしまい、最終的には抜歯になってしまうことが多いです。
いかに一回目の治療で成功させるかがカギになっていくため、治療の精密さが非常に大切になります。
なにか気になることがありましたらいつでもご気軽にご相談ください。
麻酔が痛くない工夫|足利市の歯科医院
2022年4月8日
こんにちは、歯科医師の高橋です。
本日は麻酔についてのお話をしようと思います。
みなさん歯医者さんで麻酔を経験したことはあるでしょうか?
麻酔が痛かったから歯医者さんに行きたくなくなった・・。
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は当院で行っている麻酔の痛みを軽減する取り組みをご紹介します。
①表面麻酔
麻酔の一番の痛みの原因は麻酔を刺した時の痛みになります。
その痛みを軽減するものがこの表面麻酔になります。
当院ではこの表面麻酔を時間を計ってしっかり効かせてから麻酔を行います。
これによって刺した時の痛みは激減します。
②針の細さ
歯医者さんで使われている針にはいろいろな太さがあることはご存知でしょうか?
当院では歯科麻酔で使われている中では特に細い35Gという細さの針を使用することで痛みが少なくなるようにしています。
③電動麻酔器
麻酔の液を入れるときに圧力がかかります。
これが麻酔の二つ目の痛みの原因になっています。
当院では電動麻酔器を使用することで一定かつゆっくり液を入れることで麻酔の痛みを軽減しています。
これまでの三つに関しては当院のHPに詳しく載っていますので興味のある方はご覧ください。
それに加えて当院では歯科医師が麻酔の痛みが可能な限り0になるよう日々工夫をして診療にあたっています。
昔自分自身も麻酔が痛くて親の治療を拒否した記憶があります笑なのでここで麻酔をうけた時は痛みがほとんどなくて衝撃を受けました。
機材や技術の進歩により麻酔は昔よりも痛みが軽減していますので昔麻酔が痛くて歯医者さんから足が遠ざかってしまった方はもう一度歯医者さんに行ってみてはいかがでしょうか?
SmileView|足利市で歯並び相談
2022年4月2日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑太刀です。
今回は、「Smile View」についてお話しをさせていただきます。
矯正治療をご希望される皆様は、治療後の自分の歯並びやスマイルがどうなるか興味があるかと思います。
Smile Viewは、スマートフォンでスマイルの写真を撮影するだけで、矯正治療をした後の歯並びをご自身の顔に当てはめてくれるソフトです。
治療後の歯並びを顔にはめ込んでイメージができるため、喜ばれる方が非常に多いです。
操作が簡単で結果をすぐ見ることができるので、ご家族やご友人と一緒に行ってみても面白いかもしれません。
Smile Viewは独自のアルゴリズムにより画像を加工しているソフトであり、あくまで正面から見たときのスマイルのイメージになります。
そのためSmile Viewのみだと実際のイメージは湧きにくいかもしれません。
当院では、Smile Viewに加えて「iTero」による光学スキャンにより、治療前後の簡易シミュレーションをお見せしています。
簡易シミュレーションを見ることで、正面の歯並びだけでなく、横の歯並び、上下のかみ合わせの面の歯並びまで確認することができ、矯正治療のイメージが湧きやすくなるのです。
少しでも矯正治療に興味がある方の、矯正治療を始めるきっかけになればと思い、Smile View、簡易シミュレーションについてお話しをさせていただきました。
歯並びについてお悩みの方がいらっしゃいましたら、矯正無料相談は随時受け付けておりますので是非ご相談下さい。
かみ合わせ|足利市で噛み合わせ治療
2022年4月2日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑太刀です。
今回は「かみ合わせ」についてお話しをします。
皆様はかみ合わせについて気にされたことはありますか。
歯並びが悪く、うまく上下の歯がかみ合わないと、上の歯の下の歯の当たっている部分が少なくなるので、食べ物をかみにくくなります。
咬んだときの上の歯と下の歯の接触する部分が少ないと、接触している部分に咬んだときの力が集中してしまいます。
同じ場所に強い力が加わり続けると、その歯の根や冠が突然割れてしまうことや歯周病が進みやすくなってしまうことがあります
すなわち、歯に力がかかりすぎることは、歯の寿命を短くすることになってしまうのです。
また、かみ合わせが悪いことでお口の中だけでなく全身に影響を及ぼすことがあります。
例えば、かみ合わせの悪さを補うために顎の関節や顔回りの筋肉が無理をしてしまっていることがあります。
負荷がかかりすぎた結果、顎の関節や顔周りの筋肉に痛みが生じてしまうことがあります。
かみ合わせの改善には矯正治療が必要です。
矯正治療と聞くと、見た目の改善を想像される方が多いかもしれませんが、矯正治療では見た目の改善だけでなく、機能面(かみ合わせ等)も改善することができるのです。
機能面の改善をすることで歯の寿命を伸ばし、いつまでもご自分の歯でお食事を楽しめるようにしましょう。
当院では矯正治療の相談を髄時行っております。
無料矯正相談では、歯並びの確認、矯正方法と流れの提案、費用、来院回数の説明などをその場で詳しく説明します。
お話だけでも聞いてみたい方は是非ご相談下さい。お待ちしております。
「ブログ」を新設いたしました
2022年3月23日
「ブログ」を新設いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。